

こんにちは、永山です!
僕は2級建築施工管理技士や宅建をはじめ、複数の建築系資格を取得しています。
今回は2級建築施工管理技士の参考書やテキストについてお話しします。
というのも僕自身が友人に「おすすめの参考書は?」と良く聞かれるからですね。
正直にいうと、おすすめの教材は特にありません。
なぜなら、人によって理解しやすい教材は違います。
例えば漫画でいうと、好きなテイストの絵や嫌いな絵がありますよね。
私はカイジとかドランゴ桜が好きですが、人によっては、
「絵が好きじゃない。だから、話が入ってこない」なんて人もいます。
(彼女に勧めても拒否されました)
漫画と同じで参考書も人によって好き嫌いが分かれます。
嫌いな雰囲気の参考書だと内容が良くても頭に入ってこないですしね。
さらにいうと建築経験や仕事環境、持っている知識によって相性の良い参考書が変わってきます。
知識がなければ参考書にリアリティを感じない
例えば、「根太」といわれても、
普通の人は、「えっ?なんて?ネタ?」
と、きちんと聞きとることができません。
あなたは、どうイメージできたでしょうか?
あなたが木造の現場監督であれば、根太のサイズや質感まで、
明確にイメージできたはずです。
もし、建築学科の学生であれば、
テキストの図解をイメージして、
根太って大引きの上に乗ってるやつだよね。
とイメージしたかもしれません。
この知識の段階によって、あなたに必要な参考書は変わります。
極論を言えば、何十年も建築業界にいて、
知識や経験が豊富であれば、参考書はいりません。
過去問を解いて、解説を読めば充分です。
【結論】学科は過去問3回転、実地は添削サービス必須
もう一度いいますね。
- 学科 → 過去問3回転
- 実地 → 添削サービス付き
学科は、過去問をしっかり解いてれば受かります。
ここでは、さらっと流しますが、
基本的に試験に出題されるのは、過去問の類似パターンなので。
学科は過去問中心でOK
では、おすすめの過去問テキストは?
と聞かれたら、本当にこれは何でも良いです。
持ち運びしやすいのなら、小さめのテキストが良いですし、
読みやすさを重視するなら、大きめが良いです。
本屋にいって、さらっと読んでみたら、
「あ~、これが合いそうだな」と直感が働くはずです。
本屋に行く時間がなくて、ネットで買うなら、
大手の総合資格学院、過去問テキストが無難ですね。
【テキスト】平成31年度版 2級建築施工管理技士 学科試験テキスト
参考書は、最初に言ったように、あなたの知識に依存します。
イメージで理解するタイプなら、写真やイラストが豊富なのが良いですね。
といっても、写真やイラストは、個人の価値観がもろでます。
私はイラストで描かれてもイメージできないので、
ネットで画像検索して調べます。
YouTubeなら動画なので、よりイメージしやすいです。
欠点は、毎回検索が面倒というぐらい。
これぐらい、参考書はあくまでも補助的なモノ。
最初から参考書をしっかりそろえる必要はないです。
過去問を解いて、理解できない分野の参考書を探しましょう。
まだ学生で建築現場の経験がない人は、
漫画を読んで少しづつ知識をつけるのがお薦めです。
活字だと間違ってイメージする可能性が高いです。
【漫画】マンガでわかる建築施工
【漫画】まんがで楽しく学ぶ建築士[建築施工編]
一応、参考書も揃えておこう、という人は過去問とシリーズを合わすのが安心。
さっき紹介した、総合資格学院ならコチラです。
【参考書】平成31年度版 2級建築施工管理技士 学科・実地 問題解説
実地は、作文攻略が鍵
そして、ここからが本題。
学科は過去問を解けば合格できますが、実地はそう簡単ではないです。
そのハードルが経験記述の作文です。
配点の4割ほどが作文なので、これは完璧にしておいてください。
対策としては、他人に添削してもらうことです。
主観で適当に書いても、他人からは意味不明の文章になります(実体験)
添削なしで合格できるのは、国語が得意な人ですね。
もし、作文が不得意なら、添削サービスなしで合格は正直厳しいです。
【参考】2級建築施工管理技士、実地の勉強方法【作文攻略が鍵です】
まとめ
過去問、参考書はあくまでも合格の手段。
なので、あなたに合った教材は、自力で探すのが一番です。
所詮、他人のお薦めは、その人に合っている教材ですからね。
2級建築施工管理技士は、基本的に毎日コツコツ勉強すれば受かります。
大事なのは、試験日まで逆算して計画をたてるプロセスです。