
2級建築施工管理技士は独学で受かるのか?
結論をいえば、独学でも合格できる試験です。
通信講座や学校は、あくまでも合格するための手段でしかありません。
もし、通信講座や学校にお金を使うのがもったいないのであれば、
独学で勉強するのが一番です。
そうすれば、そのお金は遊びや好きな趣味に使えます。
では、なぜ通信講座や学校にお金を使う人がいるのでしょうか?
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通信講座や学校で何を得るのか?
遊びや趣味に使えるお金を、なぜ通信講座、学校に使うのか?
一言でいうと、「時間」を得るためです。
もちろん、勉強を学ぶためでもあるのですが、
行きつく先は、勉強時間の短縮です。
2級建築施工管理技士は、勉強時間でいうと200時間~300時間程は必要な試験です。
しかし、試験を分析することで、100時間で合格することも可能です。
およそ100時間は、無駄な勉強時間をする必要がなくなります。
100時間あれば、映画を50本は見ることができます。
50回は友達とご飯に行けるし、趣味の時間も過ごせます。
学校なら20万程はかかりますが、通信講座ならその半分以下です。
多くの人は、目先の5万円を失うのは嫌です。
でも、5万円で100時間を買えるとしたらどうですか?
独学が合格しにくい理由
通信講座や学校は、あくまでも手段でしかない。
しかし、通信講座や学校に通うほうが合格率が高いのは間違いありません。
ですので、確実に合格したいなら使わない手はないでしょう。
では、なぜ通信講座や学校だと合格しやすいのか?
理由は、3つあります。
- サンクコスト効果
- 勉強時間を短縮できる
- 勉強を継続しやすい
では、順番にみていきましょう。
サンクコスト効果
通信講座は5万円前後は費用がかかります。
もし5万円を払ってしまったら、後にひくことができません。
必ず合格して元をとろうという意識が働きます。
もし、これが2000円の参考書ならどうでしょうか?
少し読んだけど、いつのまにか引き出しの奥に・・
なんてことはよくある話です。
お金を一度支払ってしまうと、
意地でも計画を実行しようとする行動をサンクコスト効果といいます。
映画館にいって、全然面白くなくても最後まで見てしまう人のほうが多いですよね。
人はもったいないという心理がどうしても働いてしまうのです。
勉強時間を短縮できる
これは最初に少し言いましたね。
通信講座や学校では、すでに過去の試験データを分析してくれています。
試験の50%は過去問から類似問題として出題されます。
ですので、出題傾向を分析して勉強することで、時間対効果のよい勉強ができます。
もしこれが独学であれば、買ってきた本をひたすら読むだけです。
過去問も繰り返し解くだけです。
もちろん、これでも合格することができます。
ですが、独学はどうしても効率が悪い。
無駄な勉強をしなくてよい、通信講座や学校を使うほうが合格しやすいのは明白です。
勉強が続きやすい
試験に合格するコツは、継続して勉強することです。
毎日勉強すれば、受からないほうが珍しいでしょう。
サンクコスト効果があるので、通信講座のほうが独学より勉強は継続しやすくなります。
もちろん学校のほうが金額は高いので、サンクコスト効果が働きます。
しかし学校の場合は、通う手間を考えると通うのが面倒になる可能性もあります。
費用とのバランスを考えると、通信講座をお薦めします。
サンクコスト効果以外にも勉強が続きやすいのは勉強時間の問題です。
単純に独学で200時間、通信講座で100時間としましょう。
3ヶ月で合格を目指した場合、独学だと3ヵ月間、毎日2時間の勉強です。
通信講座であれば、3ヵ月間、毎日1時間ほどの勉強で済みます。
どちらが勉強を継続しやすいか、イメージするとわかりやすいですね。
まとめ
2級建築施工管理技士は独学で合格できるのか?
継続して勉強すれば誰でも合格できる試験です。
通信講座や学校を利用するのは手段でしかありません。
もちろん利用するほうが合格率はあがります。
理由はこの3つです。
- サンクコスト効果
- 勉強時間を短縮できる
- 勉強を継続しやすい
はたして、「独学でも継続して勉強できるのか?」
が、独学で受験するかのポイントになるでしょう。
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記事を読ませていただきました!記事に関して質問があるのですが無料で出来ますか?
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2級建築施工管理技士の通信講座では100時間程の勉強で合格することが可能というようなことが書かれていましたが、これは建築学科卒業生の場合ですか?あまり建築に詳しくない他学部の機械科の学生の場合、通信講座を利用して合格のためにどのくらいの勉強時間が必要ですか?
コメントありがとうございます。「受験資格がある=ある程度の知識がある」という前提での100時間です。受験資格はあるが、知識はほぼゼロという条件なら、最低200時間を目安にしてください。
一度、過去問を1年分解いてみて、自身のスタート地点を把握してください。
「問題文も全く理解できず、用語も意味不明」
であれば、無理に時間を意識しないほうが、勉強は継続しやすいです。
・参考書中心の勉強をしない
・学科対策に偏りすぎない
この2点を意識して勉強してみてください。