
よくある質問の一つがこれです。
実際は出題範囲が全く違うので、単純比較は難しいです。
しかし、出題範囲について完全に無知な場合の比較をしてみましょう。
(2級施工管理は、学歴や経験の受験資格が必要なので完全無知はありえませんが)
完全無知だった場合、試験として難しいのは宅地建物取引士です。
2級建築施工管理技士の必要正解率が6割に対して、
宅地建物取引士は7割必要です。
6割であれば、過去問ベースで勉強すれば、それほど難しくはありません。
試験の半分は過去問の類似問題だからです。
しかし、7割になると過去問だけでなく、広い知識をカバーしないといけません。
2級施工管理は、実地試験もありますが、こちらもそれほど難しい試験ではありません。
過去問から出題範囲を対策できますので、手を抜かず勉強すれば問題ないでしょう。
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学生にお薦めの資格は?
資格はあくまでも手段なので、必要な資格があればとっていくケースが多いです。
しかし、社会人ならともかく、学生の場合は時間があればとっておこう、という人もいます。
そういった学生の場合は、どういった風に資格をとるべきか。
2級施工管理は、受験資格に制限があるので、必然的に後回しです。
実務ベースで自然と用語も覚えやすいので、2級施工管理のほうが働きながらでも合格できるでしょう。
宅建の場合は、出題範囲が広く浅くで、
7割正解するのにカバーする範囲も多くなります。
時間があるのであれば、宅建の試験を最優先で受けることをお薦めします。
働きながらでも合格はできますが、恐らく数年は仕事を覚えるのに余裕はないでしょう。
もし、学生時代に合格できれば、社会人生活にも余裕が生まれますし、
給与も資格保持者ということで、多くもらえることがほとんどです。
では、それぞれの資格のメリットを確認しておきましょう。
宅地建物取引士
- 不動産業の業務独占資格で、5人に1人以上の割合で必要のため需要が高い。
- 需要が高い資格のため、給与に反映されるケースが多い。
2級建築施工管理技士
- 建設業許可をとるのに使える資格である。
- 建築現場に置くべき主任技術者になれる。
- 需要が高い資格のため、給与に反映されるケースがある。
まとめ
2級建築施工管理技士も宅地建物取引士も需要の高い資格です。
会社にとっても、資格のある社員は重宝するでしょう。
難易度は、単純な試験比較なら宅地建物取引士が難しいです。
しかし、宅建も2級建築施工管理技士も試験勉強しなければ絶対に受かりません。
実務経験があっても、試験は別物です。
必ず試験対策をしましょう。
ちなみに闇雲に勉強しても、非常に効率が悪いです。
資格試験にはコツがいるので、まずはそのコツを知ることをお薦めします。
>>>宅地建物取引士の難易度、合格のコツ
>>>2級建築施工管理技士の難易度、合格のコツ
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