
営業マンとアドバイザーの違いはなにか?
本来的には一緒、肩書の違いです。
しかし、ここではあえて定義を変えて説明しています。
- 営業マン:お客さんに価値を提供して、金銭を得ること
- アドバイザー:お客さんに価値ある情報を提供すること
営業マンは金銭を得るために、雇われてるいるのに対して、
アドバイザーはお客さんの価値あるを提供することを目的としています。
もちろん、アドバイザーも利益をあげるために雇われてるんですけどね。
アドバイザーというより、営業マンという意識が強い人はこちらを読んで下さい。
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リフォームアドバイザーはどんな情報を提供するのか?
では、リフォームアドバイザーの具体的な役割はなんなのか?それは、
-
お客さんの悩みを顕在化させて解決するための手段を教えてあげること
ということは、お客さんがどんな悩みをもっているのか?
という点がわかれば、必要な知識、必要な資格がわかります。
賃貸オーナーがお客さん
要望が「空き家をなくすためにデザインの良い部屋にしたい」
それなら、インテリアコーディネーターがあればトータルで提案できます。
カラーコーディネーターがあれば、論理的に色決めができますね。
2児の子供がいる主婦がお客さん
要望が「収納に困っていてモノが多いのを解消したい」
この場合は、整理収納コンサルタントの資格が役立ちます。
もしくは、増築して収納スペースを広げるなら、建築士の資格が良いですよね。
あなたが対象にしてるお客さんを深く知れば、必要な資格もわかってきます。
お薦めの資格とは?
お客さん次第、というのが大前提ですが、お薦めしている資格があります。
それは、建築士です。建築の知識はリフォームをする以上、どのお客さんにも役立つ資格です。
人へアドバイスするには、抽象度の高い視点と低い視点が必要です。
低い視点ばかりだと、「木を見て森をみず」になってしまいます。
建築士の知識を得ることは「森をみる」ことに値します。
お客さんの要望ばかり聞いていても、物理的に工事が不可能、
という結果になる恐れがあります。
建築士の勉強をすることで、大きな俯瞰で提案ができます。
ただし、建築士だけでも提案としては不十分。
実際にお客さんの要望は建築に関係ないことが多いです。
落ち着ける雰囲気の部屋にしたい!という要望は、
建築の知識だけじゃ不十分で、色の知識や導線の知識が必要です。
まとめ
お客さんに価値ある情報を与えるには、
- 抽象度の高い視点
- 抽象度の低い視点
この2つ広い視野からアドバイスしてあげましょう。
そのために必要な資格は、お客さんの数だけ存在します。
あなたの必要な資格はなんでしょうか?
お客さんに向き合って考えてみましょう。
これがリフォームに関連する資格の一覧です。
【参考】リフォーム業に必要な資格一覧
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