
ここでは、リノベーション業に関連する資格をお話ししていきます。
そもそもリフォーム業とリノベーション業ってどう違うの?
という疑問もあるかと思います。
この区別は非常に曖昧なので、整理しておきます。
ここでは、リノベーション業は「不動産業+リフォーム業」と定義します。
この定義だと、「宅地建物取引士&リフォーム関連の資格で補強する」、
という解釈が最適です。
リフォーム業は、細かい修繕から大規模リフォームと守備範囲が広いので、
中古物件リノベーションに特化して、必要な資格を集めるのが良いでしょう。
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中古物件を買いにくる人は何を求めてるか?
中古物件は、あくまでも古い建物です。
なので、その物件が良い建物か、という不安を購入者が感じるのは当然です。
その時に、宅建しか資格がなければ信頼性に欠けます。
知識面は当然のこと、信用される、という意味合いでも建築士の資格は欲しいところです。
- 1級建築士
- 2級建築士
- 木造建築士
建築士の資格は、学歴や仕事経験がないと取得できません。
なのでハードルが高いのですが、その分、信頼性は高い資格です。
もし取得できるなら試験に挑戦するのをお薦めします。
他にも、建築施工管理技士という資格があります。
一般の認知度は高くありませんが、言葉の意味だけみても、
建築現場に詳しい人、という印象を与えることができます。
建築士ほどハードルは高くないがいいですね。
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士
建物に対する不安、というネガティブな感情。
その反面、新しい家で楽しい生活が待っている、というポジティブな感情もあります。
その感情をより具体的にイメージさせるには、内装の知識が必要です。
- インテリアプランナー
- インテリアコーディネーター
両方とも、内装装飾に関する知識を身につけることができます。
インテリアプランナーは国家資格、インテリアコーディネーターは認知度が高い。
そのため信頼性の強い資格といえます。
試験問題を一度解いてみて、自分に合ったのを選んでも良いでしょう。
ここまでは、より建築の要素が強い資格でした。
建築に対する不安な面と同じぐらい、金銭的な不安もあります。
個人の資金計画を相談できる知識も必要です。
経済的にも不動産を購入すべき理由。
安心して暮らしてもらえるような提案力を身につけましょう。
- ファイナンシャルプランナー(FP)1級
- ファイナンシャルプランナー(FP)2級
- ファイナンシャルプランナー(FP)3級
まとめ
宅地建物取引士を取得する、これだけでも大変です。
なので他にも色んな資格を取得する、なんて現実的に難しいです。
キャリアを重ねる中で自然に知識もついてくるので、
とれそうな資格を受ける、というペースが良いでしょう。
資格はあくまでも目的のための手段でしかありません。
必要最低限の資格で目的が達成できるなら、それが一番楽ですよ。
リフォーム業まで範囲を広げると、さらに関連資格は沢山あります。
幅広い知識があれば、仕事に有利なのは間違いありません。
【参考】リフォーム業の資格一覧
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