
建築CAD資格で、メジャーなのはこの2つです。
- 建築CAD検定資格
- CAD利用技術者試験
CAD利用技術者試験は、建築以外でも受ける
建築に特化するなら、建築CAD検定一択ですね。
ですが、一つの職業キャリアで定年まで働くのは難しいですよね。
なので、建築に限定せずリスクヘッジするならCAD利用技術者試験もアリです。
では、順番に説明していきます。
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建築CAD検定資格
- 准1級
- 2級
- 3級
- 4級
全部で4つあり、最上級が准1級です。
准ってなに?という感じですが、一番難易度が高いです。
2級の合格率は50%ほどなので、准1級だと30%近くになります。
2014年は合格者がゼロ、という難関資格です。
使用ソフトは、JW-CAD、AutoCADを使う人が多いですね。
図面自動生成機能がない汎用ソフトを使います。
ある程度メジャーなものなら大体使えますよ。
CADオペレーターとしてなら、2級を目標。
設計者としてなら、准1級を目指すのがお薦めです。
国家資格ではないですが、認知度が高いので転職にも有利です。
学科がなく実技だけなので、実践にも役立ちますね。
CAD利用技術者試験
2次元と3次元の資格がありますが、ここでは2次元を説明します。
- 1級(建築/機械/トレース)
- 2級(CBT)
- 基礎(IBT)
建築CADと違い、学科と実技があります。
知識面からしっかりと基礎的な勉強がしたいならお薦めですね。
2級までは基礎的な知識やスキルです。
大事なのは、1級の区分ですね。
トレースの区分であれば、建築だけでなく機械の分野にも応用できます。
IOT、モノのインターネットと言われる時代がきてるので、
建築業問わず仕事の幅を広げるならお薦めですね。
建築区分であれば、1級の難易度は建築CAD検定より簡単です。
他人から見られた場合、1級と2級だと相手に与える印象は違います。
CAD利用技術者も認知度が高い資格なので、戦略的にこちらを選ぶのもアリですね。
まとめ
建築CADに関する資格は、この2つ以外にもあります。
ですが、CADに限定して資格を沢山持つのは効果的ではありません。
建築であれば、パースソフトを使うスキルも価値が高いです。
会社によって使うソフトは違いますが、
とりあえず一つでも使えれば、新しいソフトも覚えやすいです。
建築CADと並行して、パースソフトにも挑戦してみましょう。
【参考】建築図面、パース作成ソフトの種類
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