
建築パース資格は大きく分けると、手書きパースと3Dパースがあります。
資格の中でもこの2つがあるわけですね。
- 手書きパース → パース検定
- 3Dパース → Space Designer(スペースデザイナー)検定試験
仕事でパソコンメインなら建築3Dパース検定、
手書きメインならパース検定ですね。
・・と、いいたいところですが、
私的には、「手書きパースの基本ぐらい覚えよう」
というのが個人的意見です。
というのも、パースの原理原則はそこまで難しくありません。
もちろん「すごい上手い!」というレベルには日々の鍛錬が必要ですが、
普段の打ち合わせでササっと書く分には誰でも描けます。
算数の掛け算と同じですね。
今なら電卓を使えば九九を覚える必要はありませんが、
少し掛け算ができれば普段の生活に役立つわけです。
なので、資格が必要です!というつもりはありませんが、
パースの原理原則は知識として覚えておくと便利です。
話が脱線しましたが、順番にお話ししていきます。
スポンサードリンク
パース検定
1級から3級まである民間資格です。
- 3級(初級):1点透視
- 2級(中級):2点透視
- 1級(初級):複雑な2点透視
結論をいうと、本格的なパース技術が必要ないなら、
2級まででも十分それっぽいパースが書けます。
パースを知らない人から見たら「おぉー」と。
勉強して楽しければ1級を目指してもいいですね。
Space Designer(スペースデザイナー)検定試験
1級と2級がある民間資格です。
使うソフトは、JPEG画像とPDFが作成できたら良いとのこと。
ようするにメジャーなソフトは基本オッケーですね。
CADでよく使う、AutoCADやVectorWorks。
Shade3Dや3DSMAX、マイホームデザイナーもオッケーです。
ちなみに、この検定の主催はコンピュータ教育振興協会。
認知度の高い、CAD利用技術者試験もやってますよ。
平面CADも書くならお薦めです。
その他のお薦め資格
手書きパースであれば、
- 早書きパース
- プレゼンテーションパース
リビングスタイリストをはじめ、
数多くの資格を主催してる日本ライフスタイル協会のですね。
3Dパースの場合は、
使うソフトで受ける資格を決めるのが効率的です。
- 3Dマイホームデザイナー → 3Dマイホームデザイナー検定
- RIKCAD → RIKCADオペレーション技能検定
こんな具合です。
資格が目的というより、知識を深めるための受験。
というケースが多いですね。
まとめ
パースに関する資格は、沢山あります。が、
極論をいえば資格がなくても仕事ができない訳ではありません。
- より仕事のスキルを高めたい
- 仕事を楽しめるようになりたい
という、成長が目的で、資格は手段。
そんな感じで資格を利用するのがお薦めです。
スポンサードリンク