
インテリア、と一言でいっても内容はさまざま。
壁紙や床材、照明にカーテン、そして家具・・・。
実際、インテリア資格で一番有名な「インテリアコーディネーター」は、
悪い言い方をすれば、知識として「広いけど浅い」内容です。
なので、より経験を積むと、専門知識をより深く勉強する必要があるんですね。
だから、かなりマイナーでニッチな関連資格も多いです。
ここでは、インテリア初級者のために資格についてお話しします。
- インテリアコーディネーター
- インテリアプランナー
この2つがインテリアで、認知度の高いメジャーな資格です。
現実的には、この2つのどちらかを目指しつつ、
より方向性が決まれば、専門知識を深く勉強するのがお薦めです。
では、順番にお話ししていきます。
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インテリアコーディネーター
インテリアの資格で一番人気があり認知度があります。
ですが、国家資格ではありません。
5年ごとに更新が必要、といったネックがあります。
内容は、一次(学科)と二次(論文、製図)があり、
合格率は22%前後とかなり難しいです。
出題範囲もインテリアから建築とかなり幅広いです。
なので、知識として勉強するなら最適ですが、
どうしても転職するのに1回で受かりたい!
というケースなら、かなり必死に勉強が必要です。
インテリアプランナー
一般的な認知度は高くありませんが、国家資格です。
内容は、学科と製図に分かれています。
合格率は30%前後とインテリアコーディネーターよりも少し簡単ですね・・
といいたいところですが、そう単純な話ではありません。
まず学科に関しては、インテリアプランナーのほうが簡単です。
6割正解すればよく、合格率も60%近くあります。
ですが、製図に関しては、インテリアプランナーのほうが難しいです。
平面図に立面図、パースまでありますからね。
製図の合格率は、25%前後と5人に1人しか受かりません。
製図受験には、実務経験がいるので、
未経験者は必然的にインテリアコーディネーターになりますね。
その他のインテリア資格
この2つの資格、どちらともインテリアから建築と幅広く学べます。
なので、どちらかが受かれば、より専門的に学んでいきましょう。
他のインテリア関連だと、これだけあります。
コーディネート系
- キッチンスペシャリスト
- リビングスタイリスト
- 壁紙スペシャリスト
- 窓装飾プランナー
- ファブリックスペシャリスト
- インテリア家具コンシェルジュ
壁紙やカーテン、家具の選び方をさらに勉強できる資格。
実践を積むごとに知識が足りないを実感します。
そのときには、こんな資格があったな、と思い出してくださいね。
カラー系
- 色彩検定
- カラーコーディネーター
色の基本的な知識が知っていれば、かなり応用が利きます。
インテリアだけでなく、服選びにも使えますしね。
ライフスタイル系
- 整理収納アドバイザー
- 猫との住まいアドバイザー
- リフォームスタイリスト
- ライティングプランナー
- 福祉住環境コーディネーター
- エクステリアコーディネーター
- アロマテラピー検定
インテリアは、お客さんの生活をヒアリングしますからね。
こんなことまで!?という知識があると信頼されますよ。
まとめ
従来のインテリアコーディネーターを目指すなら、
- インテリアコーディネーター
- 興味がある専門資格
という組み合わせがお薦めです。
建築の設計に近いポジションを目指すなら、
- インテリアプランナー
- 建築士
といった、組み合わせもいいですね。
キャリアを重ねるごとに勉強は必要なので、
自然と資格が増えていく人も沢山います。
興味の向くまま、色んな知識を獲得していきましょう!
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