

資格勉強は「最小の労力で」をモットーにお話しします。
インテリアコーディネーターはポイントを絞って勉強すれば難しくありません。
合格のポイントは、この3つです。
- 2次より1次(学科)が難しい!を忘れない
- 学科はリアリティが全て
- 継続できれば大丈夫
この3つを意識してれば、合格するのは難しくありません。
では、順番にお話ししますね。
2次より1次(学科)が難しい!を忘れない
まずインテリアコーディネーターの難易度を確認しておきます。
合格率は25%前後。正確にいうと、
- 一次(学科) → 30%前後
- 二次(実技) → 65%前後
つまり、学科の難易度が高いんですね。
(学科さえ受かれば、6割は実技をパスできる)
なのでIC合格の鍵は「学科を攻略すること」なんです。
なぜIC学科が難しいかというと、出題範囲が広すぎるのが理由。
ここだけ覚えておけば解ける!というタイプの試験じゃないので、ヤマ勘が当たりにくいです。
とはいえ選択問題なので、うっすらでも頭に記憶させると正解しやすいのは事実。
なので、広く浅くでインプット量を増やす、という方法がおすすめです。(最低限の深堀りだけで充分、あとで解説します)
英語のテストで例えると、文法は知らないけど英単語だけは知ってる状態。

単語の意味さえ知ってれば「簡単な英会話は成り立つ」という感じ
そのためには、資格試験のセオリーである「過去問を中心の学習」をあえて無視します。
もっと具体的に言うと、出題範囲(販売・技術)に合わせて戦略を変えます。
結論をいうと、
- 販売 → 教科書を中心
- 技術 → 過去問を中心
と、分野に分けて勉強の仕方を変えてください。
技術は過去問の類似が多いので、セオリーである過去問を3回転で大丈夫です。
逆に、販売は単純記憶が多いので、過去問の類似問題は出題されにくいです。
これは出題者の立場にたてば、理解できる話です。
販売科目の家具の名前などは、過去問と同じ問題を出しにくいですよね。
だから単純記憶が多い販売は、より長期記憶で覚えるように勉強し、
教科書を何度も読み込むスタイルがセオリーになります。
ただし、教科書だけでは勉強が継続できず挫折する人が多いのも事実です。
学科はリアリティが全て
資格勉強で挫折する人が多い理由として「勉強していても面白くない」、というのが大きいです。
ではなぜ、勉強していても面白くないか?その理由は、
- 単語の意味がわからない(何)
- 勉強する意味がわからない(なぜ)
といった2大疑問(何・なぜ)を解決できてないからです。
特に「なぜ勉強するのか?」といった疑問を解決しないと、モチベーションは上がらないです。
例えば、中学校の勉強であれば、社会の歴史が苦手な人は一定数います。
それは「弥生時代のこと覚えて、今の時代に役立つの?」といった疑問があるからです。
他にもアメリカでなく日本で暮らしてるのに、英語は役立つの?
古典なんて日常生活の役に立たない、と人もいます。

ちなみに僕は偏差値38で学年でもビリ候補でしたが、なぜ勉強しないとダメなの?といった疑問は常にありました。
この「なぜ?」の部分を深堀りして解決しながら単語を覚えると、自然とインテリア全般に興味を持てるし、単語の意味にリアリティを感じれます。
その手段として、インプット先を分散させるのがおススメです。
例えば、教科書だけでなく色んなインテリア関連の本を読むのも一つ。
お金はかかりますが、大事なポイントが重複するので、自然と単語が記憶されていきます。
興味ある本や雑誌、少しでも関連するならマンガも良いです。
他にも、ホームセンターに材料を身に行く。歴史ある観光名所に行く、とかですね。
範囲が幅広いので、記憶が定着しやすいよう色んなアンテナをはってください。
僕の場合は、こんな感じですね。
- 【映画】マリー・アントワネット
- 【漫画】へうげもの
- 【ショップ】カッシーナ・イクスシー
- 【資材店】コーナンプロ
教科書とにらめっこするのに疲れたら、気晴らししならが勉強ですね。
あと教科書は市販品でなく、通信講座や公式販売のをお薦めします。
複数のインプットを使い、「なぜ?」の疑問が浮かんだら、疑問は放置せず深堀りしてインプットします。未経験者でも経験者のような実体験(リアリティ)を感じれるようになったら、正直いってインテリアコーディネーターは簡単に合格できます。
【まとめ】継続できれば大丈夫
最後は、すこし精神論的な話ですね。
正直、インテリアコーディネーターは、勉強を継続できれば受かります。
ですが、忙しい社会人にとっては、その継続が大変なんですね。
人それぞれ環境が違うので、ここで継続するコツは~
なんて話はしませんが、「継続できれば大丈夫」、というのが真実です。
継続できれば100%受かる試験ではありませんが、
忙しい環境でも継続できる人であれば、1回で受からなくても2回目で受かります。
これは仕事でも、スポーツでも同じですよね。
どれだけ仕事できない人でも、10年経てば、それなりには仕事を覚えますし、
ランニングも継続すれば、いつかマラソンも走れます。

なので、僕自身はいきなり勉強を開始するのでなく「継続できる環境」を整えました
インテリアコーディネーターだけでなく、宅建、建築施工管理技士といった国家資格を一発でパスできたのも、やる気・意思の力でなく環境の力に身を任せれたからです。
その挫折しない環境を考えると、理想は学校に通うことです。
質問できる先生や一緒に頑張る仲間もいますしね。
ですが僕は予算を抑えたかったので、合格した試験ではすべて通信講座を選んできました。
良い通信講座であれば、
- 試験分析済みの問題集が手に入る
- 無駄な勉強が減るので、勉強時間も減らせる
- 金額も5~6万程度と学校に比べて安い
- 多少お金を書けることで、挫折しにくくなる
- 動画教材もあるので、音声学習もできる
- クオリティが高いので、他の参考書に目移りしない
- 参考書選びに時間をかけず、勉強に集中できる
- 学校と違い、ライフスタイルに合わせて勉強できる
- 添削もあるので、先生からフィードバックをもらえる
といった複数のメリットがあるので、使わない手はありません。
良い通信講座の例として、ユーキャンであれば「教材の質・ブランド力・低価格」という点で間違いはないです。「今年で絶対に受かりたいけど、教材の予算は抑えたい!」という人であれば、ぜひ使ってみてください。
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