インテリアデザイナーとインテリアコーディネーターの違いとは?

インテリアデザイナーに憧れる学生は多い。
でも、憧れる職業の裏事情を知る人は少ない、だから憧れるのでしょう。
実際は泥臭い仕事で、日の目を浴びるのはほんの一握り。

インテリアコーディネーターも同じことがいえる。
こちらは主婦やOL、女子学生と、女性の花形の仕事になる。

両方共、憧れる職業の上位にくるであろう仕事だけど、
中々この仕事の違いはわかりにくい。
同じ業界にいても、いざ説明しようと思うと、??が飛び交うので、
学生にとっては説明しようがないと思う。

ここでは、少し具体的にこの2つの違いを説明しようと思う。

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建築業界のハードとソフト

建築の仕事は一人で完結する仕事が少なく、
専門別で個々の役割をこなして、最終一つの形になる。

その専門の中でも、ハード面とソフト面に分かれる。
より構造に近い部分、ようは建物の骨格をつくるのがハード面。
そして、最終の内装の部分を担当するのが、ソフト面になる。

パソコンでいうと、パソコン本体をつくるのがハード面。
ソフトウェア、アプリケーションをつくるのがソフト面ということ。

インテリデザイナーも、インテリアコーディネーターもソフト面の仕事になる。
その中でも、インテリアコーディネーターはソフト面の中でも、本当に最終の仕上げを担当する。
家具や照明器具を設置したり、カーテン、ファブリックの配置がメインの役割である。

インテリデザイナーは、ソフト面の中でも、より全体のイメージを提案する仕事になる。
内装全般のイメージはもちろん、天井、壁、床、仕上げの素材を考える。
照明や家具、カウンターの造作も提案する。

こう文字だけでイメージすると、同じような役割の感じもする。
実はそれも間違っていなくて、ケースバイケースで担当する範囲も違う。
インテリアコーディネーターもインテリアデザイナーも状況によっては、
まったく同じ仕事内容になる場合もありえる。

新築住宅と店舗の違い

もう少し詳細を言えば、インテリアデザイナーといわれる職業のメインは、店舗デザインが多い。
小規模の店舗もあれば、大型商業施設の場合もあるだろう。
インテリアデザイナーが全体のデザインを考えて、実際工事図面にするのが設計、いわゆる建築士の仕事になる。
その設計をもとに、ゼネコンや工務店が創り上げる。

インテリアコーディネーターにも店舗の仕事があるが、住宅、その中でも新築のコーディネートが多い。
新築の内装仕様を打ち合わせする、クロスやフローリングの色、カーテンの装飾。
案件によっては家具の提案もすることになる。

リフォームの規模であれば、リフォーム専門のプランナーが内装仕様まで決めてしまうことが多い。
なので、インテリアコーディネーターは完全に仕上げだけ担当する仕事が必然的に多くなる。

名刺だけの違い

色々と説明したが、実はケースバイケースで違う、というのが本当のところだ。私はインテリアデザイナーだが、まったく違った仕事をしてる!という人もいるでしょう。そもそも、これらの仕事に資格が必要なわけではないので、名乗ったもの勝ちということになる。

なので、インテリアコーディネーターとかいってるけど、壁紙しか提案しません!
というのも間違ってはいないのである。会社によって役割は違う。

でも、一般的には大きく間違っていないだろう。インテリアデザイナーは店舗がメインで、インテリアコーディネーターは住宅がメイン。男性にインテリアデザイナーが多く、女性にインテリアコーディネーターが多いのも納得できる。

入学する学校、会社で大きく方向が変わる

職業なんて名刺の違い、と軽くいってみたが、
学生やこれからこの業界を目指す人にとっては大きな違いかもしれない。
似た役割だけど、いざ本格的に仕事につき、この業界は違うかも?と思っても、
少し転職するにはハードルが高い。

なぜなら、店舗と住宅では使う商材も違うし、使うパソコンソフトも違うだろう。
ましてや顧客が違う。そうなると、蓄積される知識がかわってくる。

その知識がまったく無駄かといえば、そうではないが、
いざ転職したら、即戦力になるかといえば違う。
また一から覚えることのほうが大半で、想像以上にしんどい思いをする。

なので、今の段階でどちらがあなたの行きたい方向か、しっかりと考えておくのをお薦めする。
どの学校に入るかであなたの進路は決まるし、最初の会社で蓄積される知識があなたの基盤になる。

まとめ

インテリアデザイナーとインテリアコーディネーターの違いをまとめます。

  • 両方共がソフト面の仕事である
  • 両方共が内装を提案する仕事である
  • インテリアコーディネーターは内装の仕様を提案する
  • インテリアデザイナーは内装デザイン全体を提案する
  • インテリアコーディネーターは新築住宅が多い
  • インテリアデザイナーは店舗が多い
  • 会社によって役割が違えば、仕事内容も違う

いかがでしょうか、少しはイメージできましたか?
似たような仕事だけど、蓄積される知識や経験は全く違うものです。
これからこの業界を目指すなら、あなたの理想像をできるだけ明確にしておきましょう!

PS. 未経験者にとって資格は無いよりあるほうが絶対良い。
インテリデザイナーなら、インテリアプランナーを。
インテリアコーディネーターなら、インテリアコーディネーター資格を勉強しておこう。

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