内装工事の資格一覧

ここでの内装は、「室内の仕上げ」ということでお話しします。
クロス張りやクッションフロア張り、といったイメージですね。
メジャーな内装工事の資格は、

  • 表装
  • 内装仕上げ施工
  • 建築施工管理技士(仕上げ)

では、順番に説明していきます。

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表装

国家資格の技能検定です。
区分が2つに分かれています。

  • 表具作業
  • 壁装作業

表具は、襖の張替えとかですね。
ここでは、壁装作業についてお話しします。

壁装作業

クロス張りの検定で、1級と2級があります。
ビニル壁紙、紙壁紙を貼ります。
室内の壁はクロスが多いので、需要が高い技術ですね。

内装仕上げ施工

こちらも、国家資格の技能検定です。
内装仕上げ、といっても区分が分かれています。

  • プラスチック系床仕上げ工事作業
  • カーペット系床仕上げ工事作業
  • 木質系床仕上げ工事作業
  • 鋼製下地工事作業
  • ボード仕上げ工事作業
  • カーテン工事作業
  • 化粧フィルム工事作業

全部で7つの区分があります。
ここでは、内装職人に特に関係する2つをお話します。

プラスチック系床仕上げ工事作業

Pタイル、長尺シートを張る、といった工事です。
仕事では、クッションフロアやフロアタイルを張るケースも多いですね。
検定には、1級と2級があります。

カーペット系床仕上げ工事作業

その名の通り、カーペットを敷く工事です。
グリッパー工法での技能検定で、1級と2級があります。

化粧フィルム工事作業

ダイノックシートやリアテックシートが有名ですね。
化粧フィルムを張る技能検定で、1級と2級があります。

建築施工管理技士(仕上げ)

国家資格であり、現場監督のための資格です。
内装業者として建設業許可をとる場合、専任技術者になれます。
そして、建設業許可業者の主任技術者にもなれますよ。

1級と2級があり、内装業であれば区分は「仕上げ」になります。
認知度が高く、会社の評価も得やすい資格なのでお薦めです。

【参考】2級建築施工管理技士の勉強方法、合格のコツ

まとめ

簡単にいうと、内装職人として技術を磨くなら、

  • 壁装作業
  • プラスチック系床仕上げ工事作業
  • カーペット系床仕上げ工事作業

内装監督として現場管理をするなら、

  • 2級建築施工管理技士(仕上げ)

といった感じですね。
実際の業務に合わせて、資格を取得していきましょう。

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