
資格の勉強を始めても、頭に入らない。
頭に入らないから、やる気もでない。
この負の連鎖に入ると、勉強を続けることはできません。
では、他の人は勉強すれば簡単に頭に入るのか?
というと、同じように頭に入らず苦しんでいます。
結論をいうと、そもそも一度や二度参考書を読んだところで、
記憶ができるわけはありません。
何度も勉強を繰り返すことで、
ある日、いつの間にか覚えてる、という状態になります。
まだ、そういった状態になってないのであれば、
単純に繰り返しの勉強が足りてないのでしょう。
この繰り返しはどれぐらい必要かは、人によって違います。
なぜ、人によって繰り返しの回数が違うのか?
勉強のやり方にもよりますが、それ以上に今持っている知識量に関係があります。
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頭の中の知識と繋がりを持たせる
小さい頃は、単純記憶といって丸暗記で知識を覚えていきます。
しかし、年齢が経つにつれてその能力は衰えていきます。
必要なのはエピソード記憶。
個人の体験や経験したことは、意識せずとも記憶されます。
つまり、色々な経験値が高いほど本人の持っている記憶量は多いわけです。
そういった記憶と覚えたい情報を組み合わせることで、記憶量も増えていきます。
なので、記憶力に個人差があるのは当然なんです。
他にもマネージメントの仕事をしていたら、こんな言葉を聞きます。
「平均的な人はキチンと話を聞くようになるまで、
同じ事を8回、聞かないといけない。」
あなたの周りには、何回言っても覚えれない人はいますか?
できない部下を持つと苦労する、というのを聞きますが、
実際はできない部下がいるのではなく、できない上司がいるのです。
何回言っても覚えない、といいつつ2回3回で言うのを諦めています。
この言葉を理解すれば、最低でも8回は言ってあげよう、という気持ちになります。
これを資格の勉強に置き換えるとどうでしょう?
2回、3回勉強して覚えれないからと、諦めるのはもったいない話です。
最低でも8回ぐらいは繰り返して勉強してはいかがでしょうか。
その意識であれば、たとえ過去問を5回やって覚えれなくても、
別に不思議な話ではありません。
諦めず、何度でも繰り返し覚えていきましょう。
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