
資格の勉強で、学んだことをノートにまとめる人もいます。
逆にノート自体持たず、参考書を音読し続けている人もいます。
どちらが正しいかといえば、別に正解なんてありません。
- ノートにまとめる
- 参考書を読む
- 過去問を解く
これらの行為は全て、資格に受かるための手段でしかありません。
逆に資格に受からなければ、すべての行動は無駄といって良いでしょう。
別に不合格でも、勉強したこと自体に価値はある。
といえるかもしれませんが、資格合格が目的であれば、
最初からそんな心構えではダメでしょう。
試験勉強は、資格合格のための手段。と割り切ったうえで、
ノートにまとめることのメリット、デメリットをお話ししていきます。
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ノートにまとめることのメリット・デメリット
メリット
まずはメリットからお話しします。
ノートにまとめる、という行為は、頭の中にある情報を視覚化させること。
単純に、参考書を丸写しすることはあまり意味がありませんが、
頭にある情報を、試行錯誤しながら自分なりに組立することは意味があります。
「頭の中に情報が整理されてるか」
という確認にもなります。
さらには、まとめる過程(アウトプット)で頭の中も整理されます。
もし、まとめることができなければ、
- 頭の中に情報が入っていない(インプット不足)
- 意味を理解して記憶していない(表面的な理解しかしていない)
どちらかの可能性があります。
まだ参考書を1回しか読んでいない、過去問もまだ1回しか解いてない、
という状態であれば、自力でまとめるのは恐らく難しいでしょう。
テスト1ヶ月前ぐらいに試しにノートにまとめるのはお薦めです。
デメリット
ノートにまとめるという行為は、
- インプットができてるかの確認
- まとめるという行為がアウトップになる
というメリットがあります。
資格対策の勉強としても良い手法です。
しかし、デメリットとしては、「目的を忘れやすい」、ということです。
言い換えると、「勉強のしすぎ」になる可能性があります。
資格の勉強はあくまでも、合格のための勉強です。
資格の難易度にもよりますが、
多くの資格が過去問対策がある程度できれば合格できます。
ノートにまとめれる、という状態はかなり勉強が進んでいる証拠です。
恐らく8割ぐらいは過去問も正解できるレベルじゃないでしょうか。
でも全ての資格に8割ほどの正解率は必要ありません。
2種電気工事士の筆記は6割の正解率でも合格できます。
それなのにノートにまとめれる状態、を目指すのはどうなのでしょうか?
資格合格、という目的だけを考えれば、時間の無駄です。
ノートにまとめる、という行為自体に時間もかかりますが、
それ以前にまとめれるレベルまで学習することに時間がかかります。
ノートにまとめれる、ということは自然と勉強の基準があがります。
難易度の高い試験であればお薦めしますが、
過去問を何回か解くだけで合格できるレベルであれば、必要性は低いでしょう。
まとめ
ノートにまとめるとことは、あくまでも手段です。
メリット、デメリットは以下の通りです。
これを知った上で、するかどうかは本人次第です。
【メリット】
- インプットができてるかの確認
- まとめるという行為がアウトップになる
【デメリット】
- まとめることが目的になりやすい
資格勉強に正解はありません。
どんな勉強でも、自分にあっていれば良いでしょう。
合格できれば、どんな方法でも問題ありません。
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