リフォームプランナーの仕事内容とは

リフォームプランナーの役割は、会社によって違います。
ほぼ営業の役割をする場合もあれば、
間取りの提案、仕様の打ち合わせがメインの場合もあります。

基本的には後者でしょう。
前者、ほぼ営業の場合は、その会社の戦略的なものです。

名刺に営業マンと書くよりかは、
リフォームプランナーのほうがお客さんの抵抗感がない、
といったことでしょう。

では、本来のリフォームプランナーは、
具体的にどんな仕事をするのか。

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具体的な仕事内容

  1. ヒアリング
  2. プレゼンシート作成
  3. プレゼン
  4. 仕様打ち合わせ
  5. 現場確認

この5つが基本的な仕事内容です。

ヒアリング

間取りを考えたりする前に、
お客さんの要望を聞きとります。

悩みや要望を聞く訳ですが、
これを解決するだけが提案ではありません。

この時点での悩みや要望は、
あくまでも顕在化してるニーズです。
例えば、「リビングを広くしたい」
と聞いて、ただ広くするのは違います。

なぜ、広くしたいのか?
「広いリビングのほうが良いでしょ!」
と言われても鵜呑みにしてはいけません。

もしかしたら、横にある和室が古臭くて無くしたい。
というのが本音かもしれません。
なら、モダンな和室に改装しつつ、
リビングを広げる提案が良いかもしれませんよね。

大事なのは、潜在してるニーズを拾うことです。
潜在ニーズを拾うことが、競合他社との差別化になります。
残念ながら、プランナーは営業という側面も必要です。

プレゼンシート作成

プレゼンシートは、会社によって事情が違います。
図面だけ、もしくはパース提案。
ウォークスルーの動画もあり得ます。

商品の切り抜きや模型をつくることもあります。
最終的にどう提案するか、から逆算して、
提案内容を考えます。

これは、ヒアリングした内容をもとに考えるわけですが、
好き勝手に間取りを考えるわけではありません。
営業や設計と打ち合わせして、
予算や現場の構造も踏まえて考えます。

このあたりが楽しい反面、難しい点です。
あなたが家やインテリアが好きなら、
好きに提案できないギャップに苦しみます。

仕事なので当然ですが、その現実を受け入れるのには、
数年の修業が必要でしょう。

プレゼン

作成したプレゼンシートをベースに、
お客さんにプレゼンをします。
どう説明すれば、提案が正しく伝わるか。

リフォームは形のないものなので、
お客さんにイメージさせるのは大変です。
「その間取りいいですね!」
といわれても、本当に伝わってるかは不明です。

いざ形になったけど、なんか想像と違う・・・
とクレームになるのも珍しくありません。

プランナーではなく、営業がプレゼンすることもあります。
その場合も、提案を台無しにする営業トークだってあり得ます。
仕事ができない営業マンは山のように存在します。

仕様打ち合わせ

プレゼンが通れば、工事までに仕様を決めていきます。
フローリングの色や電気配線、決めることは沢山あります。

家好きな人なら、ここも楽しい時間でしょう。
しかし、実際は苦痛に感じることだってあります。
価値観のまったく合わないお客さんや、
優柔不断なお客さん、面倒なお客さんだっています。

接客業なので、それは仕方ないですね。
でも、それを何件もこなすとなると大変です。
楽しいだけではない、とだけ言っておきます。

現場確認

事前に決めれない打ち合わせを現場でしたりもします。
リフォームなので、解体してから打ち合わせしましょう。
なんてケースもあります。

現場が始まれば現場監督が中心に進めてくれるでしょうが、
これも会社によって違います。
プランナーの比重が大きい会社なら、
フローリングの見切りの納め方を大工さんと打ち合わせ。
なんてこともあり得るかもしれません。

そのときに、「ちょっと商品運んで。」
と手伝いしつつ、現場の掃除もするでしょう。
「いや、営業と現場監督どこにいってるの??」
と疑問に思いつつ、なんてのがリアルな現場です。

まとめ

リフォームプランナーの仕事内容をお話ししました。
これは仕事の一部です。
本来は、もっと雑用的な仕事だってあります。

カタログ整理や事務所の掃除。
お茶出しだって当然にあります。

実際は会社によって違いますが、
泥臭い仕事だと認識して就職することをお薦めします。
そうすれば、「思った以上に楽しい!」と思えるかも。
だとすれば、ラッキーですよね。

【参考】リフォームプランナーの求人は多いのか?

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