2級建築士の製図は独学でも受かるか?【ステップを分解できれば問題なし】

二級建築士、学科は独学でも合格できるが、
製図は学校に通うべき、という意見をよく聞きます。
ですが、必ずしも学校に頼る必要はないです。

独学よりも学校のほうが有利なのは以下の点です。

  • 不安感を減らせる
  • 強制的に勉強できる

逆にいうと、この2点を克服できれば、2級建築士製図は独学でも大丈夫です。

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不安感を克服する

不安感は、情報不足によって感じます。
製図でいうと、この勉強方法で良いのか?
製図の精度は、どれぐらいで書けば良いのか?
といった疑問を感じるはずです。

参考書を1、2冊買っただけなら当然でしょう。
5冊6冊買えば、情報量も増えてきます。
プラスでネットをみる、知り合いに話を聞く。
単発のセミナーに行く、といった行動をとれば、
充分に情報は集まっていきます。

正直いって面倒ですが、予算は安く抑えれます。
盲目的に、学校に行けば大丈夫!という姿勢よりかは、
自然と工夫して勉強する分、合格率も高くなるはずです。

強制的に勉強できる

学科に比べると、製図は独学の勉強がしにくいです。
学科の場合、一問解くだけなら2分あればできます。
ですが、製図だと3時間以上はかかります。

これでは、問題を解くやる気もそがれます。
なので、製図の勉強は、細かい時間で区切れるよう分解します。

  • 問題分を読む
  • ゾーニングをする
  • エスキスを書く
  • 平面図を書く
  • 立面図を書く
  • 矩計図を書く
  • 寸法を書く

こうやって分解すれば、1回30分ほどの勉強になります。
1問解くのに、1週間ぐらいかかりますが、
それでも継続して勉強しやすくなりますね。

製図は、20問ぐらい解ければ、合格圏内には来ますので、
時間にすれば60時間ほど。
毎日30分なら、4ヵ月少しづつ勉強すれば良いんです。

「簡単になるまで、細かく分解する」

これは、資格試験に関係なく使えるテクニックです。

まとめ

二級建築士の学校や通信講座は、受講料が高いです。
なぜ、こんなに高いのか?と謎でしかありませんが、
工夫次第では、予算を抑えて合格できます。

独学は遠回り、と思うかもしれませんが、
自然と工夫して勉強する分、勉強の質は上がります。
勉強方法をマスターすれば、資格はそれほど難しいものではありません。

【参考】効率の良い資格勉強法【まとめ】

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