
一般的に、2級建築士の勉強時間は、500時間は必要です。
ですが、2級建築士には受験資格のハードルがあります。
- 学歴
- 実務経験
どちらかで、クリアーした人が受験できます。
なので、前提条件として受験者の知識の総量が違います。
そして、知識の偏りがあるわけです。
なので、一概にどれだけの時間が必要か?
というのは、人によって大きな差があります。
そして時間よりも意識したいのが、知識の偏りです。
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必要なのは、勉強もしくは勉強方法?
このサイトでは、勉強方法にフォーカスしています。
別に難しいことを言っている訳ではありません。
目的から逆算して勉強する、シンプルなものです。
なにかの資格を持っている人、
大学受験を経験してる人には普通の話です。
しかし未経験の人には、どのように勉強すれば良いかわかりません。
なので、実務経験がある人にとっては、
学科試験の内容はそれほど難しくなく、
恐らく試験に対する攻略方法でつまづきます。
勉強時間が何時間必要か?というよりかは、
500時間を、どのように使うかが大切です。考え方としては、
- 資格、受験経験あり:過去問を解く&逆算して苦手分野を克服する
- 実務経験あり:資格の勉強法を知る&勉強を習慣にする
を意識して勉強するのをお薦めします。
学歴クリアー組みの勉強法
学歴のみでクリアーした人の場合、
足りないのはリアリティのある知識です。
座学中心の知識では、暗記の定着が低いです。
もちろん試験が終われば、覚えてなくても大丈夫です。
ですが、試験日までにうろ覚えではいけません。
苦手な知識を中心に、確実に覚えていく必要があります。
勉強法の流れとしては、こんな感じです。
- 過去問を解く
- 苦手分野を把握する
- 苦手分野を中心に問題を解く
- 必要があれば、参考書を読む
学科に関しては、この流れが良いです。
具体的な方法は、こちらで説明しています。
【参考】2級建築士の勉強方法、合格のコツ
実務経験組みの勉強法
実務経験がある人は、知識の定着率が高いです。
ですので、苦手分野をクリアーできれば、
知識としては十分です。
ですが、試験慣れしてないため、
勉強に偏りができやすいです。例えば、
- あまり出題されないのに、必要以上に勉強する
- 好きな分野ばかり手をつけてしまう
- 過去問を解かず、参考書が中心になる
この3つは、資格勉強には合わない勉強法です。
いくら勉強時間が多くても、効率的に点数は稼げません。戦略的に勉強するには、
- 合格最低点を把握する
- 必要な勉強のみをする
この2つの意識が特に重要です。
感覚的には、スポーツに似ています。
- 野球でいうと、三振数よりも、失点数を抑える
- サッカーでいうと、キープ率よりも決定機の数を増やす
手段が大事ではなく、目的意識を強く持って勉強します。
資格の勉強方法は、こちらでまとめています。
【参考】効率の良い資格勉強法
まとめ
2級建築士は、500時間ほどは勉強時間が必要です。
ですが、勉強時間よりも大切なのは、勉強方法です。
500時間コツコツと真面目に勉強しても、
方法を間違えれば合格できません。
逆に300時間でも、合格できる人はいます。
コツコツ勉強するのは必要ですが、
いかに少しでも勉強時間を減らせるか?
という視点で、勉強方法を考えてみましょう。
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