
勉強の方法は人それぞれです。
万人受けする勉強方法なんてありません。
しかし資格に関しては、合格が全てです。
なので、合格から逆算して勉強するのが大事です。
ここでは、効率の良い資格勉強の流れをまとめます。
- 資格取得の目的を認識する
- 目標とする合格率を決める
- 目標合格率から逆算して勉強計画をする
- 計画を基準に資格勉強をする
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NO.1 資格取得の目的を認識する
「時間あるし、資格でも取ろうかなぁ。」
資格をとるキッカケなんて最初はこんなものです。
とはいえ、この意識のまま勉強を始めることお薦めできません。
一度冷静になって、なぜ資格を欲しいのか、を考えます。
仕事に役立つから、なんてのは数多くある中の一つでしかありません。
資格コレクターにとっては、仕事に役立つなんてどうでも良い話です。
知的欲求が刺激されれば、資格が欲しくなるのも普通です。
私自身は、できる限りお金に還元しやすい資格を目指すことが多いです。
その場合は、どれぐらいお金に還元できるのか、をより明確にします。
お金という数字にすることで、客観的に判断もできます。
最初は「稼げる資格だな」と思っても以外と悪い数字がでたりもします。
それなら資格をとるのはやめておくか、という結論にもなります。
お金に関係なくても、資格を取ることのメリットを具体的にします。
そうすることで、脳の報酬系が刺激されるのでモチベーションもあがります。
もし、モチベーションがあがらないのであれば、資格取得は諦めます。
実際問題、資格勉強なんて大して面白くありません。
登る山(資格)を間違えると、時間的損失は大きいです。
なので、資格取得の目的はより具体的にしておきます。
NO.2 目標とする合格率を決める
資格は受験生全員が合格できる、なんてのは基本的にありません。
難関資格であればあるほど、合格率は低いです。
宅建は例年15%前後の合格率です。
ざっくり5人に1人受かれば良い、という計算です。
真面目に勉強すれば、この1人になれる確率は上がります。
しかし、100%の確率でこの1人になろう、なんてのは現実的に無理です。
どれだけ勉強しても記憶なんて薄れますし、試験日当日に風邪をひく、
寝坊する、書き間違いする、なんてのは人間なのでありえます。
なので、試験は水物、と考えて絶対に合格しよう、
なんて気持ちはひとまず置いておきます。
基本的には2回受けたら1回は受かるだろう、ぐらいの目標を目指します。
というのも、人生は資格だけではありません。
仕事もありますし、家でダラっと過ごしたい訳です。
私生活とのバランスも考えると、「80%の確率で合格しよう」
という目標をたてのは、私はあまりしません。
もちろん、資格にもよるので、資格を分析しながら目標の合格率を決めていきます。
NO.3 目標合格率から逆算して勉強計画をする
100%の確率で合格を目指す、となると勉強量も膨大です。
必然的に、試験日から逆算して長期の計画になります。
私の場合は、50%の確率で合格しよう、という場合が多いです。
だからといって短期で合格を目指す、ということでもありません。
基本的に詰め込み勉強が嫌なので、長期計画で作成します。
具体的な計画作成の前に、一度過去問を解きます。
ここで全く解けなくても構いません。
全くわからないというのが客観的に把握できます。
現状把握ができたら、合格までの距離を計ります。
7割合格なのか、6割合格なのかで距離も違います。
その距離感で、過去問を何年分、何回するかを計算します。
次は、どんなペースで過去問をやれるか、カレンダーと向き合います。
計画錯誤に陥らないように、かなり余裕をみて計画表を作成します。
NO.4 計画を基準に資格勉強をする
この計画表が試験日までのベースですが、この計画表は変更しても構いません。
というか、基本的には勉強しながら改善していきます。
最初の計画なんて、机上の空論でしかありません。
実際に勉強を始めると、以外と調子よく進みます。
初めて勉強することは知的欲求も刺激されますからね。
とはいえ、このペースが長続きすることもありません。
だんだんと面倒になってきて、ペースも落ちていきます。
こんな風に勉強のペースはリズムがあります。
このリズムを最初の段階で計画表に入れるのは無理です。
自分のペースと合わせながら計画表も改善しましょう。
さて、ここからが本番です。
ネガティブな感情と戦いながらの資格勉強です。
具体的にはこんな感情や疑問ですね。
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この勉強法で間違ってないか?すごい不安
どこで、いつ勉強するのが集中できるんだろう?
勉強のストレスが半端ないし、つまらない、辞めたい
人間なので、どれだけ理屈で説得しようとしても、嫌なものは嫌です。
勉強なんてやめたくもなります。
でも正しい勉強は少しでも継続できれば、合格率もあがります。
そう言い聞かせながら、勉強を続けていきます。
まとめ
この勉強法は、あくまでも一つの手段です。
なので、年齢や環境によって効率は変わります。
もっといえば、頭の良し悪しも人それぞれです。
記憶力は年々下がってる気もしますしね。
他に良い方法があれば、ここでも紹介していきます。
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