
資格勉強でスケジュールを組む人は多いと思います。
これはざっくりでも、綿密に立ててもらっても良いです。
しかし大前提として、スケジュールは常に改善されるもの、と認識しておきましょう。
なぜなら、あなたはその試験に一度も合格したことがないからです。
一度も合格したことがないのに、完璧なスケジュールは組めません。
だからこそ、スケジュールは常に改善を繰り返す必要があります。
とはいえ、一度でも資格試験を受けたことがあるなら、
試験の大まかなスケジュールは組みやすいでしょう。
経験値が豊富な人ほど、初期のスケジュールの精度は高くなります。
ここでは、資格試験にあまり挑戦したことのない人向けに、
スケジュールの組み方をお話ししていきます。
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合格までの必要時間を知る
試験を受けるのは、基本的に思いつき、という人もいます。
その場合、思いついた時点で試験日まで時間がない、というケースがあります。
その場合は、相当厳しいスケジュールになります。
なので、そもそもが勉強を継続できない、という状態になります。
なので、基本的には、試験日まである程度時間がある、という前提でお話しします。
宅建であれば、300時間、1年程の勉強期間が必要といわれます。
その期間が、最初の段階である、という状態からスケジュールをつくりましょう。
とはいえ、真面目に300時間も勉強しよう、なんてスケジュールは組みません。
いかに楽をして合格するか、というのが勉強を継続するには必要な戦略です。
なので、最低でも200時間までは勉強時間を削れるよう分析をします。
分析手法は、人それぞれですが、基本的には過去問を分析します。
過去問十年分ぐらいを分析すると、問題傾向、偏りを把握できます。
この分析で約1ヶ月は時間を使いましょう。
この1ヶ月がもったいないなら、通信講座を利用することです。
優良な通信講座は、すでに試験分析が終わった資料になっています。
なので、完全独学で勉強を進めるよりかは、勉強時間を削ることができます。
その通信講座の教材を一通りさっと読んでみましょう。
恐らく、何回はこなしましょう、という情報が書いています。
基本的にリスクヘッジで多目に書かれてますので、自信がある人は少なめで見積っても良いです。
その必要な勉強回数が分かれば、それを何時間でこなすかを計算しましょう。
あとは、試験日から逆算してスケジュールを組んでいきます。
スケジュールを都度改善していく
スケジュール通りに勉強を進める人はごく少数です。
理由は、内部要因と、外部要因があります。
内部要因
内部要因は、自己コントロールです。
- やりたいことを我慢する
- やらなければいけないことを実行する
この2つの行動が必要不可欠ですが、自律というのは簡単にはできません。
これが簡単であれば、ダイエットで悩む人はいませんからね。
基本的には、資格試験は長期戦です。
長期の自律は最低でも一度は挫折する、と考えましょう。
外部要因
外部要因は、山ほどあります。
- 会社
- 学校
- 友達
- 家族
- 人付き合い
- 事故
- 天災
会社の残業や、学校の急な宿題なんてのが多いですね。
急なスケジュールにイライラしないためにも、
これらの外部要因はコントロールできない、と認識しておきましょう。
スケジュールの必要性
スケジュールは予定通りにいかない、
では、なぜスケジュールが必要なのか?
理由は、不安という感情に対抗するためです。
スケジュールはどこまで進捗したかの目印です。
マラソンに置き換えてみましょう。
何キロ走るかわかならいマラソンよりかは、
距離が長くても把握してるマラソンのほうが楽です。
目印がなければ、いつまでこの辛さを続けるのか?
という不安にもなります。
資格試験は明確に必要な勉強量がわかりません。
300時間といわれても、合格できるかは本人次第です。
なので不安になろうと思えば、簡単に不安になれます。
スケジュールは、これを実行すれば合格できる、という前提のもと作られます。
その通り実行して、不合格であればスケジュールが悪いのです。
スケジュールを作れば、あとはそれを信じて進んでいくだけです。
スケジュールは、いうなれば地図です。
地図が間違っていればゴールできませんが、
正しい地図なら、あとは淡々と進んでいくだけです。
まとめ
スケジュールは常に改善されるべきものです。
なぜなら、予定通り進まないのが現実だからです。
- 内部要因(自己コントロール)
- 外部要因(会社、学校、人付き合い)
すべて予定通りにはいかない、と認識しておきましょう。
予定通りいかなくなくても、スケジュールは必要です。
スケジュールは地図と一緒です。
その通りに進めば、合格できるというスケジュールをつくりましょう。
実行しても合格できないスケジュールは、ゴールのない迷路です。
合格できるスケジュールをつくれば、
どれだけ途中で迷っても、頑張れば合格まで辿り着けます。
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