
ここでは、電気通信工事の資格をお話しします。
- 工事担任者
- 電気通信主任技術者
- 電気通信工事施工管理技士
では、順番にお話しします。
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工事担任者
国家資格であり、ネットワーク回線の接続工事をするのに必要な資格です。
工事範囲によって、資格の種類が分かれており、
- AI第1種~第3種
- DD第1種~第3種
- AI・DD総合種
簡単にいうと、アナログ回線、デジタル回線、両方共に分かれてて、
両方工事できるAI・DD総合種の難易度が若干上がります。
誰でも受験できますが、AI・DD総合種は合格率が20%前後。
難易度が高いので、順番に取得してもいいかもしれませんね。
電気通信主任技術者
電気通信の現場を監督したり、保守管理する資格ですね。
電気通信事業者は、電気通信主任技術者の選任が必要です。
なので、持っていれば価値の高い資格です。
- 伝送交換主任技術者資格者証
- 線路主任技術者資格者証
区分がこの2種類に分かれています。
言葉の通り、伝送交換設備と線路設備の違いで、
工事維持、運用の内容が違います。
合格率は20%前後と、難易度の高い資格と言えますね。
電気通信工事施工管理技士
2019年に新設された国家資格です。
電気通信業の建設業許可を得るのに使える資格です。
建設業許可を得ている場合は、専任技術者を現場に置く必要があるので、
その場合も役立つ資格ですね。
施工管理技士自体は、建築や電気、土木とあるので、知名度は抜群。
工事担任者からのステップとしてもお薦めですね。
まとめ
簡単に言うと、
- 工事担任者 → 作業者か監督
- 電気通信技術者 → 監督か保守管理
- 電気通信施工管理技士 → 監督
まずは工事担任者を取得して、ステップアップとして、
電気通信技術者や電気通信施工管理技士をとるのがいいですね。
会社にとって役立つ資格が違うので、
実用性のある資格から取得していきましょう。
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