「ピータッチキューブが欲しいけど実際どうなの?」「ラベルがはがれやすくないか心配」「実はテプラのMARKと迷ってる・・」といった、ピータッチキューブの疑問を解決する記事を書いていきます。
ピータッチキューブとは|使い方を解説
まずピータッチキューブを知らない方のために、さくっと解説します。
ピータッチキューブ(P-touch Cube)は、ブラザー工業が製造するラベルプリンターの一種です。このデバイスは、「主に家庭やオフィスで使用され、様々な種類のラベルを簡単に作成できることが特徴」です。スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続し、専用のアプリを使用してラベルをデザインし、印刷します。
ピータッチキューブの使い方
- 準備:
- ピータッチキューブを購入し、必要に応じたラベルテープをセットします。
- デバイスの電源を入れます。
- スマートフォン/タブレットとの接続:
- スマートフォンやタブレットに「P-touch Design&Print」アプリをインストールします(iOSおよびAndroidで利用可能)。
- アプリを開き、Bluetoothを通じてピータッチキューブと接続します。
- ラベルのデザイン:
- アプリ内でラベルのデザインを行います。テキストの入力、フォントの選択、サイズ調整、装飾の追加などが可能です。
- ラベルの長さ、幅、レイアウトなどもアプリ内で調整できます。
- 印刷:
- デザインが完成したら、「印刷」ボタンをタップしてラベルを印刷します。
- ピータッチキューブから印刷されたラベルを取り出し、必要に応じてカットします。
- ラベルの使用:
- 印刷されたラベルを所望の場所に貼り付けます。ラベルは自己粘着式で、多くの表面に簡単に貼り付けることができます。
ピータッチキューブの用途
- 家庭用: 収納ボックス、調味料容器、文房具などの整理。
- オフィス用: ファイル、資料、名札、オフィス用品の管理。
- 趣味: 手作りアイテムやギフトのカスタマイズ。
ピータッチキューブは、その使いやすさと柔軟性から、多くの場面で便利に使用できます。特に、整理整頓や個人化が必要な場所での使用に適しています。また、専用アプリを通じて多彩なデザインが可能なため、クリエイティブなラベル作成も楽しむことができます。
ピータッチキューブのデメリット
ピータッチキューブは多くの利便性を提供する一方で、いくつかのデメリットも存在します。これらのデメリットを理解することは、購入や使用を検討する際に重要です。
ピータッチキューブのデメリット
- ラベルテープのコスト:
- 専用のラベルテープを使用するため、継続的な使用にはテープの追加購入が必要です。これらのテープは一般的なラベルよりも高価な場合があります。
- バッテリー寿命:
- ピータッチキューブはバッテリー駆動です。頻繁に使用する場合、バッテリーの寿命や充電の必要性がデメリットとなることがあります。
- 印刷速度:
- ピータッチキューブの印刷速度は、特に大量のラベルを一度に印刷する際には、商業用プリンターに比べて遅い場合があります。
- サイズとデザインの制限:ピータッチキューブは特定のサイズや種類のラベルテープに限定されるため、より大きなサイズや特殊な形状のラベルを作成することはできません。
- 接続と設定の問題:
- Bluetooth接続を使用するため、接続の問題や設定の複雑さが生じることがあります。特に技術に不慣れなユーザーにとっては、初期設定が難しい場合があります。
- アプリ依存:
- ラベルのデザインと印刷は専用アプリを通じて行われるため、アプリの機能や操作性が使用体験に大きく影響します。アプリのバグや不具合が使用に影響を与えることがあります。
- 耐久性の問題:
- ピータッチキューブ自体や印刷されたラベルの耐久性が、特に過酷な環境下では問題となることがあります。
総合的な考慮
これらのデメリットを考慮することは、ピータッチキューブが個人のニーズや特定の使用環境に適しているかを判断する上で重要です。特にコスト、使用頻度、必要なラベルの種類とサイズ、技術的な快適さなどの要素を考慮することがお薦めです。
ピータッチキューブとテプラ「MARK」と比較
ピータッチキューブ( PT-P710BT)とテプラ PRO MARK (SR-MK1)を比較しました。
ピータッチ キューブ PT-P710BTは多機能なラベルライターで、バーコードの印刷にも対応しています。これはビジネスシーンに特に適しています。重さは640gで、普通のラベルライターより少し重めですが、3.5mmから24mmまでの幅広いラベルを作れます。オートカッターがついているので、ラベルを正確なサイズに簡単にカットできます。消費電力は20Wで、ワイヤレスでの使用が可能。Bluetoothでの接続もでき、USBやBluetoothを接続端子として使えます。
一方、テプラ PRO MARK SR-MK1 は、軽量な470gのラベルライターです。4mmから24mmまでの幅広いラベルに対応しており、多種多様なラベルを作成できます。こちらにもオートカッター機能があり、簡単にラベルを切ることができます。乾電池で動作し、スマホアプリと連携することも可能です。
どちらのラベルライターも様々な機能を備えていますが、ピータッチ キューブ PT-P710BTは商業的な用途に、テプラ PRO MARK SR-MK1 ベージュは一般的な用途(家庭用)に向いていると言えます。
ピータッチキューブのまとめ
最後にまとめると、
- ピータッチキューブはバーコード印刷にも対応でき、家庭用だけでなく商業用にも最適
- テプラと比較すると「ピータッチキューブは商業用向き・テプラは家庭向き」
- とはいえ、ピータッチキューブは家庭用でもお薦め
以上、ピータッチキューブの記事でした。ここまで読んで頂き、ありがとうございました!